いよいよ始まる特別な２週間in京都！！
ついにですね〜ドキドキですね〜無敗の牡馬三冠、牝馬三冠の偉業がかかる京都の秋が始まります。
同年達成はもちろん初ですから制限付きとはいえ入場が再開してよかったです！
さてまずは今週行われる秋華賞ですが、きょうは栗東トレセンで共同会見が行われましたね。
会見の内容見るまでもなく私の本命は…
デアリングタクト！！！！！なんですけどね（笑）
無傷の５連勝を期待して「！」も５個付けてみました。
無敗の牝馬三冠となれば史上初の快挙。
最近で言えばあのアーモンドアイも、遡ればダイワスカーレットやブエナビスタさえ成し得なかった無敗でのトリプルティアラ。
まぁアーモンドアイは新馬の２着さえなければ、ダイワスカーレットに関してはオークスに出ていれば無敗でなくても三冠は取っていたかなと思いますけどね。
それにしてもタラレバがつきもののこの競馬の世界で、現実に無敗の三冠に挑戦できる時点ですごい馬であり、関係者です。
さて有力視されている馬たち（栗東）の共同会見の映像や追い切りを見た感想です。
まずデアリングタクト
松山弘平騎手から。この方はいつもポーカーフェイスというか口数少ないので心情が読み取れないんですが、コロナ対策でマスクをしているから余計でしたね（笑）
それが勝負師としては良いと思いますがファンとしては思いを乗せにくい…まぁ結果出してくれたらいいか。
春の二冠のうち、特にオークスの前あたりでこの馬の成長を感じたということですが、乗り味の良さが他の馬とは違うと言っていましたね。
唯一の課題、メンタルに関しても、一夏越して改善されてきているようですし、馬体の成長と相まって期待できそうです。
インタビュアーが馬場や枠について聞いても、意に介さないような感じで「問題ない」と一言。これほどの馬にそんなものは関係ない！という自信の現れなのか…うーん分からん。表情が読めん（笑）
でも重圧に負けず頑張ってほしい！！
クラヴァシュドールについて
ミルコ・デムーロ騎手から。いつも明るいミルコ騎手。いいですねー！
前走のローズSは５着でしたが、一瞬いけるかな！と思ったほどだったそう。敗因は久々の分で状態そのものは良くなっていたと話していました。
春はどんどん馬体が減っていましたもんね。ローズSの馬体増は成長分のようです。
課題のイレコミも改善されてきていると。
ミルコ騎手の話を聞いていると舞台も合いそうですね。マイルから２４００mまで走りましたが、やはりオークスは長かったと。そもそも体調がイマイチなのもあったよう。
今回は小回り、平坦で、距離も２０００が良いとのことで京都内回り２０００mはベストな条件ではないでしょうか。前走からの上積みも大きそうです。
ミルコ騎手自身も先週日曜は３勝の大暴れ！しかもかつての相棒ドゥラメンテ産駒での勝利に笑みが溢れていました。こういう思い入れっていいですよねー。
また先日は弟のクリスチャン騎手が凱旋門賞初制覇でミルコ騎手も大変喜んでいました。
凱旋門賞制覇は夢だったのでと。
色んな思いを胸に秋GⅠ、今度はお兄ちゃんが頑張る番ですね！
リアアメリアについて
川田将雅騎手から。前走ローズSはやっと本来の走りを見せることができたという会心の勝利。
これまでほとんどまともに走ったことがなかったと言うんですから末恐ろしい馬です。
「スタートは出てくれたが今度も出てくれるとは限らない。今回の先行抜け出しも脚質が特に
モデルチェンジした訳ではなく、本来の走りをした結果」
その本来の走りが出来たのも気性面の成長があったよう。まだまだ馬体も含めて幼いところがあると。そして舞台設定に関しては関係ないと。右回りでも左回りでも。ただポイントは…
「馬場は”良”に越したことはない」
これですね。週末土曜が雨予報。そんなに降らない&日曜乾く説が今のところ有力かもですが
果たして。ここは天候によっては割引き材料になるかもしれません。
ここまではいつも通りクールに答えた川田騎手でしたが、「『前走後、デアリングタクトに挑戦できるだけの器だと思っています』と話していましたが」
の質問に対しては「聞かれましたからね」とニヤリ。その後、対デアリングタクトに関しては、
鞍上の松山騎手にリスペクトを表した後、リアアメリアについて、元々新馬の時点でその素質は世代ナンバーワンとも言われていた馬。関わっている関係者のためにも良い走りをと、慎重に言葉を紡ぎながら、まさに「冷静と情熱のあいだ」的テンションで語っていました。
こういう会見でライバルの名前を出して丁寧に語る場面てあんまり最近ないですよね。
「相手は関係ありません」「この馬の走りができれば」とか。
これあんまり盛り上がらないんですよね。昔の話で言えば１９９２年、”世紀の一戦”と言われた
天皇賞春。メジロマックイーンとトウカイテイオーの会見では、
テイオーサイドの岡部騎手が「地の果てまでも駆けていきそう」と話せば、一方、マックイーンサイドの武豊騎手は「あちらが地の果てなら僕のは天にまで昇りますよ」と切り返した話は有名です。
こういうのがレース前からゾクゾクさせてくれるんですよね〜。
なので今回の川田騎手のコメントはとても良かった！
今回の秋華賞栗東共同会見〜騎手編〜は以上！次は調教師編で！
