YouTubeのサライ京都チャンネル「RE:KYOTO〜潜入ワンカメ京都リポ」が解禁となりましたので、
以前書いたスパイスチャンバーさんの記事を若干リライトして転記します！
この記事を出した頃は名前を明かしてなかったので、誰も読んでないと思います苦笑
ちなみにサライ動画はこちら！カレーももちろんですが、店主の人となりが魅力のメインです
以下は以前書いた記事です。
言わずと知れた京都におけるキーマカレーの名店
このブログでは「そんな有名な店とっくに知っとるわ！」とか言われそうな店も
しれっとご紹介して参ります。ご了承下さい。
阪急電鉄京都線烏丸駅下車南へ徒歩５分かからないくらいのところ。
室町通綾小路下がったところにあります。
『SPICE CHAMBER（スパイスチャンバー）』
夏の祇園祭の時、白楽天山が立つところですねー。
レコード会社元プロモーターのワイルド系ご主人の阿蘓さん（※中身は物腰柔らか）と美人奥様と
ゆかいなスタッフの方々でやってらっしゃいます。
看板：黒地に黄色のカレーの文字が無骨で良い！！
この看板を見た時点でなんか美味そう。で、ほぼいっつも行列！コロナ期間中とかはさすがにいくらか減ったとは思いますが、また最近客足も戻ってきた模様。ほんの数ヶ月前まではカウンター７席くらいしかありませんでしたが、隣の鍵屋さんが店を閉められたためそのスペース使ってテーブル席もできました。※現在は新型コロナ感染防止のためカウンターの席数を減らしてます
「スパイスチャンバーがついに店を拡大したか！！」というように、これは長年通っている人
からすると結構感慨深いものがあります。
元プロモーターさんらしく、何枚ものCDが数多のスパイスの瓶とともに店内を彩っております。
照明も暗めで、落ち着いたバーみたいな雰囲気ですがそうではありません。
ビールなどのお酒もありますが、なんならコーヒー牛乳の方がこのお店では存在感強いです（笑）
メニューはキーマカレーのみ！漢の中の漢！！
キーマカレー１種類です。潔い。とても潔い。チーズのトッピングなどできますが、
カレーはキーマのみ。以前はチキンカレーもあってこれがまためちゃくちゃ美味しかったんですけど今はありません。
しかしこのキーマカレーが美味しい。早速ご覧いただきましょう。
勢い余って別々の日に食べた同じカレーをアップしてしまった
どうです。美味しそうでしょ！私は辛いのが得意な方なんですが毎回チーズをトッピングします。
他のカレー屋さんではあんまりトッピングしないんですが、こちらではルーとチーズの相性が抜群なんですよねー。辛さを中和したいからではありません。ちなみにここのキーマはデフォルトで割と辛めなので辛いのが苦手な方は私と同じようにチーズトッピングがよきかと。
私は糖質制限ダイエットの最中なので大体米とルーの比率をズラしてます。
「ライス中・ルー大」or「ライス小・ルー中」どちらかですね。ダイエット抜きにしてもこの方が
贅沢に食べられる気がするんですよねー。極貧時代はルーの少ないカレー食べてましたから、
「飯、飯、ルー、飯、飯、飯、ルー」みたいな頻度、順番で食べてました（涙）笑
カルダモンやクミンなど１７種類のスパイスとニンニクやショウガ。淡路島産の玉ねぎ、
そして存在感のあるホクホクジャガイモに肉々しさのある鶏ひき肉などが渾然一体となった一皿。
気持ちの良いキレのある辛さが玉ねぎの甘み、さらにはバーナーで炙られたとろけるチーズと
調和して絶妙な味わいを醸し出す。途中、真ん中に鎮座するカリカリ梅を少しずつかじるとまたカレーが進む。さらに先に出されたピクルスをかじるとまたカレーが進む。これはもう…
旨味の無限ループ！天元突破やーーーーーーー！！！！！
ってな感じになります。
阿蘓さんの漢の背中！！（調理中）
立ち上げ当時はプロモーターを辞めて、１年でカレー屋を始めないといけない状況だったという
阿蘓さん。
そんな追い込まれた状況の中、独学で試行錯誤の末辿りついた珠玉のキーマ。
開店当時、元々はチキンカレーがメインで、あともう一皿、チキンの対極にあるカレーをと
思いついたのがこのキーマだったということでびっくりしました。今はこちら一本ですもんね。
当時チキンカレーもこだわっていて３代目まで改良を重ねたバージョンが出ていたんですが、
今はお休み中。いつか４代目チキンカレーも食べたいなーーー！（しつこい？笑）
「ここでしか食べられないカレーを作りたい」そんな阿蘓さんの言葉通り、
私はここに来る時、「今日はカレー食べたいなぁ。チャンバー行くかー」とはなりません。
「今日はチャンバー食べたいなー。チャンバー行こ。あれ休みか、じゃあパスタ食べよ」
みたいになります。カレー食べたいから行くんじゃなくてあくまでこのキーマが食べたいから行く。
じゃあ代わりに他のカレー屋さんにとはならないんですよね。
自分の中ではカレーの中のチャンバーではなく、『スパイスチャンバーのキーマカレー』という
一つの料理のカテゴリーのような位置づけです。独立しています。
意味分かりますか？？笑
京都を代表するお店の1つ「SPICE CHAMBER」。ぜひ一度お試しあれ！
※同じカレーは二度食べることをオススメする私としては本当は最低二度行って欲しい
不思議と二回目で美味しさに気づくことが多いから。中毒性？？笑